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ハゲタカのリアリティ

東宝系で公開中の映画「ハゲタカ」は金融ビジネスを軸に繰り広げられる人間模様を、リアルに描いた作品として話題です。

先日、この映画の経済考証を担当した勝又さんの講演会を日本CFA協会が主催しました。

ご本人も銀行を皮切りにインベストメントバンカー、ファンドマネージャーと金融業界のあらゆる仕事を経験するなかで、映画同様の人間ドラマを見てきたそうです。
そうした経験や、金融・証券の知識をこの映画に反映させることで、偽りのないリアリティある作品に仕上げることができるのですね。

映画のリアリズムを高めるために、俳優はもちろん、美術のディテールにいたるまで大変細やかに作りこまれているそうです。
そのひとつの例として、小道具として使われた企画書、パンフレットなどこの映画のために作られたものを披露されていました。

hagetaka.jpg

この金融商品のパンフレットは日本語はもちろん、英語、中国語など多国語で作られていますし、映画内で登場する車も仕様書など、逐一本物同様に作成したそうです。
また登場人物やセリフのひとつひとつも、その人の考え方、行動など全部裏付けを作って、構築されているそうです。

オタッキーな映画ファンならずとも、ちょっとした間違いや矛盾点を見つけただけで、その映画のリアリティさが失われ、興ざめしてしまうことがありますものね。
本当に映画作りって大変なことだと感じます。

講演会に集まった聴衆はほぼ全員CFA協会認定証券アナリスト。
日本では8000名弱しかいないという難関金融・証券アナリスト資格の保持者たちです。
彼ら一流の金融・証券マンにも、この映画の関心・評価は高かったようです。

                                     (maipenlai)

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